軽井沢の湿気対策
2021年9月16日(木) | 軽井沢のこと
軽井沢はその名の通り、沢が多く、沼地や湿地が多い地域。その上、霧が多く発生することも湿度の高い理由に。東京や大阪の年間湿度64%に比べて、軽井沢は80%の高さ。住民の96%は湿気が多いと感じ、そのうち8割近くがカビや虫など湿気にまつわるトラブルに悩まされています。 高断熱・高気密の住宅は、中の湿気を逃がしにくい構造になっていることも。結露やカビを防ぐため、施工の段階で換気扇や通風システムを取り入れる家を作る必要があります。
床下も注意
湿気が最も溜まりやすいのが床下。もともと湿地や沼地のように湿気を多く含んだ土地に建てる場合は、基礎を高くしたり、防湿を考慮した基礎作りが必要です。また床下換気扇をつける方法もありますが、基礎の打ち方や通風孔の大きさ、場所にもよるので、専門事業者に相談してみることも良いでしょう。
24時間換気システム
シックハウス対策として、建築基準法で、新築の場合は24 時間換気システムを設置することが義務になっています。ただし、この設備は外気を取り込む仕組みのため、寒冷地には向いていない面も。設置する場所を工夫することが大切に。軽井沢では天井裏に取り付けて、熱交換器の換気扇を使用するのがおすすめです。
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