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薪ストーブを楽しむ

2021年12月21日(火) | 記事

パチパチとはぜる薪の音に香り、揺らめく炎が五感を楽しませてくれる。
薪作りや薪ストーブクッキングで、薪ストーブライフがさらに楽しくなる。

 燃料の薪・ペレットは、ストーブを扱うお店や薪販売店、ホームセンターなどで買うことができるが、軽井沢では自分で薪を作る人も多い。
 8年前に薪ストーブを購入したHさんは、初めての冬は薪を買ったが、想像以上に消費量が多く驚いた。以降、自宅の庭で薪作りを始めた。


 原木は町が運営する貯木場で無料で入手する。樹木の種類や大きさは行く度にまちまちなので、頻繁に足を運ぶという。「火持ちがいいのはナラやクリなどの広葉樹だけど、カラマツなどの針葉樹を焚きつけ用に使うこともあります。気軽に選ぶのが楽しむコツかも」。持参のチェーンソーである程度の大きさに切り、自宅に持ち帰る。


「薪作りをしている人は、薪の大きさや乾燥させる期間にそれぞれこだわりがあるんだよ」とHさん。薪作り仲間が集まると、自然と薪談義が始まる。Hさんは、直径10〜15センチ、長さは30センチ位になるようにしている。「あまり細くすると火持ちが悪くなる」からだそう。割った薪は崩れないように積み上げて、最低2年間乾かす。最近やっと薪のストックが安定してきた、と嬉しそうだ。「薪に使う木の種類や大きさ、それに空気調節で燃え方や部屋の温まり方が変わるのがおもしろい。冬の一番の楽しみは薪ストーブの火の世話をすること。ストーブの前から動きたくなくなるね」

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