自然に寄り添う本物のサウナで至福のリラックスを

フィンランド同様にサウナの本場として知られるエストニア。エストニアのサウナは自然とのかかわりが深い。木の温もりを感じるサウナキャビンに入り、窓の景色を眺めながら、時に友人と語らいながら、ストーンから発せられるマイルドスチームで体感温度を上げリラックスする…。緑豊かな軽井沢でこそ、そんなエストニアのサウナ文化を体験してほしいと、オーリマンス・アルコさんが立ち上げたのがサウナの販売・設置を手掛けるSAUNATURE。エストニアのラグジュアリーブランドHUUMのサウナストーブの正規販売店で、サウナキャビンもエストニアから直輸入。

HUUMは世界最高品質のスチームで、世界遺産のスモークサウナに近い体験ができると、世界中のサウナ愛好家の憧れのブランド。日本のような高温のドライサウナではなく、ヒーター自体は65〜80度を維持し、大量のストーンから細かいマイルドなスチームを発する。蒸気の作用で体感温度を上げるので、息苦しさでなく、心地よさとリラックスを追求している。

エストニアの伝統を軽井沢の自然の中で味わうことができるサウナキャビン。エストニアから直輸入している。

エストニアでは、耐久性や木材の安定性を高めるサーモ加工を施した木材をサウナ室に採用し、様々な壁材を用いたデザイン性の高いサウナが次々と誕生した。Wi-Fi操作可能な電気サウナストーブも開発され、最新テクノロジーもふんだんに取り入れている。

伝統的な薪ストーブに現代的な効率性を融合させたストーブ。高い熱効率と蒸気生成が魅力。

種類が豊富なパティオタイプ。コンパクトなものから、水風呂やリクライニングチェアを置く屋根下デッキスペースのあるモデル、脱衣所がついているモデルも。

エストニアが誇る サウナストーブHUUM

2013年に創業して以来、高品質、ノルディックデザイン、革新的な技術で世界30か国以上で人気のサウナストーブ。電気ヒーターは専用のアプリで温度や時間設定を遠隔操作できるので、東京から軽井沢へ向かう前にセットしておけば、到着後に快適にサウナに入ることも。薪ストーブタイプは薪の香りと自然の温もりが魅力。伝統的なストーブからスタイリッシュなヒーターまでデザインもサイズも幅広く、好みのサウナを設計できるのも正規販売店ならでは。

2021年から軽井沢に在住しているオーリマンス・アルコさん。母国オランダで子どもの頃から自宅のプライベートサウナに入ってきた。オランダではフィンランドやエストニア式のサウナが浸透している。「本場のサウナは70度程度で、蒸気で体感温度を上げていきます。熱さを我慢するのでなく、家族や仲間とコミュニケーションする場所」とアルコさん。