豊富な経験をもとに 対話重視で、メンテも抜かりなく

オーナーの理想の家をつくるにあたり、何より大切にしているのはコミュニケーション。打ち合わせの初期段階では、理想の暮らし方から細かなこだわりまで、徹底したヒアリングを欠かさない。その上で、周囲の環境や立地、コストバランスも考慮しながら、寒さや湿気対策、通気について提案する。

他社が設計を担い、施工のみを任されるケースも多いが、示されたものをそのまま作るということはない。100棟以上の別荘建築を手がけてきた経験をもとに、暮らす人のことを第一に考え、不便がありそうなところは指摘し協議を重ねていく。

軽井沢営業所では、同じスタッフが設計から積算、施工、メンテナンスまで一貫して対応。窓口がいつも一つなのでオーナーにとっては煩わしさがなく、現場へもスピーディーに指示が行き届く。「竣工した家は生き物」という考えから、アフターケアにも力を入れる。建物を引き渡した後も、定期的なメンテンナンス、声かけは欠かさない。オーナーとの関係は年を経るごとに自然と深くなる。

石の壁が建物の外から中へ続き、つながりを意識した作り。

5m以上の天井で、広く設置した窓からの日差しが気持ちいい。

和モダンなパウダールーム。バスとの間は透明ガラスで、奥行きを感じられる。

別荘風オフィス

借宿交差点近くに2015年末、オープンした竹花工業㈱軽井沢営業所のオフィス。長野県産のカラマツを使用し、薪ストーブに広い窓で別荘を意識した造りにしている。説明だけでは伝わらない質感や雰囲気などを感じてもらおうと、打ち合わせに使う部屋のサッシは、東南北3麺の窓にそれぞれ違う構造のものを用いている。